路地裏

あらゆるどうでもいいことを書きます。

大阪1日目

 GW。なので大阪に旅に出た。今日は1日目。始発で死にそうになりながら向かった。徹夜した。

 これが恐ろしいことに、電車の中で寝ようと思ってたのだが、小説を読んでいると大阪に着いてしまった。時をかける少女のセリフが沁みる。タイムはリープ出来ないけど、ジャンプ出来てしまう。俺の睡眠時間はどこに行ったの?ってね。

 

 そんなこんなで大阪に着いた。雨。かつ早朝なのでどの施設も開いてない。意味もなく京橋で降り、傘だけ買って大阪に戻る。まだなにも開いてない。すでに足は棒と化している。ホントは美術館を巡ろうと思ってたんだけど、おもむろに目に入った馬鹿みたいにデカい建物を見て、今日は一日かの有名な梅田ダンジョンに迷い込もうと決めた。

 

 

 なんの施設も開いてないダンジョン、マジで苦行でしかない。これはやめよう。20分で思い直した。

 大阪駅が梅田駅なのに驚愕しつつちょっと早く開いていた書店に入る。書店は何も買わなくても変な満足感があるのでたまらない。ずっと探してるオードリー若林さんのエッセイはここにも無かった。

 

 そのままの勢いでよくわからない施設に入る。施設そのものは開いてるけど中の店は何も開いてない。足を棒にしただけで脱出した。もうこの時点で3度足が死んでいる。

 ちょっと駅のほうに戻り、人に流されることにした。エスカレーターをひたすら上る。蔦屋書店は開いてるようだったので、入ってみた。すでに多くの人がいて、思い思いに本を読んでいた。

 俺はいまだに蔦屋書店のシステムがわからない。とりあえずぐるぐる回った。検索機を見つけたのでまた若林さんのエッセイを探したが、ここにも無かった。なんだかどれも手に取れなくて、ちょうどいい時間だったから駅に戻った。

 

 駅から大阪市立美術館に行こうと決めた。どうやら天王寺駅らしいので、覚悟を決めてぎゅうぎゅうの電車に乗り込んだ。痴漢と間違われるのが超怖い。地元では両手を上げるどころか座れないというシチュエーションすら年一あるかないかである。

 

 天王寺駅につく。人が多く、足が痛い。ちょこっと迷って、大阪市立美術館に到着。

 どうやら今フェルメール展をやっているらしい。当日券を購入し、入場。フェルメールや彼に影響を受けた画家たちの作品に感動し、満足して出る。

 

 せっかくなのでそのまま天王寺動物園にも行く。もはや棒以下となった足で雨の中、めちゃめちゃデカいカバとかビミョウに違うドリルとマンドリルとか、悪役ヅラなのにキュートでプリチーなハイエナとか、ずっと後ろ向いて瞑想してたハヤブサとか、真っ暗闇ではしゃぐキンカジューとか、たくさん見た。雨だからって断念しなくてよかった。

 

 もう棒だったので、諦めて寝ることにした。寝た。で、起きた。それで今日は終わり。

 明日も行き当たりばったり、迷って楽しんできます。