路地裏

あらゆるどうでもいいことを書きます。

あいまい

 突然アイスが食いたくなったので、コンビニまでフラッと歩いてアイスを買い食いして帰った。

 アイスは溶けかけが好きだ。個体だか液体だかよくわからん状態のやつをこぼさないように食べるのが楽しいしおいしい。個体と液体の境界をフラフラしてる感じ。

 

 思えば、定まってないというか曖昧なものが好きだ。服もブカブカでシルエットが浮かないほうが好きだし、留年した時は年下なのに同級生っていうのがなんか楽しくなった。歩き方も軸がぐにゃぐにゃしてるし、立ってる時も重心をフラフラと動かしてしまう。

 

 なんでだろう。自分と向き合って自分を言葉にするのは好きなので、たまにこうしてはっきりさせたくなる。けどどうにも答えが出ない。これも曖昧なままがいいのかなあ。

 曖昧なことって、「確定しない」楽しさがあると思う。ワクワクできる。付き合う前の男女に似てるかも。期待と不安が入り混じってる時って、脳みそがぶっ壊れてハイになってしまう。結果がどうなろうと結果が出る前にもうハイハイ。マジ絶頂。

 

 曖昧が好きなのはつまり、楽しいが好きだ。人生のぜんぶの瞬間が楽しくなるようにいろいろ選択してきたので、考え方も楽しいほうに寄ってった、のかな? わかんないけど。今日の自己分析としては、そうやって診断書に書いとこう。

 

 アイス、おいしかった。またフラフラしにいこっと。