路地裏

あらゆるどうでもいいことを書きます。

2020-01-01から1年間の記事一覧

セリエAのスクデット争いを展望する

今季もっとも優勝争いが面白いリーグはどこだろう。バルサとレアルの2強がいずれも問題を抱えるリーガか、野戦病院と化しながら勝ち続けるリバプールとモウリーニョの下で戦う集団となったトッテナムがデッドヒートを繰り広げるプレミアか。あるいはパリが(…

各駅、途中下車

電車に長い事揺られてると、スマホをいじるより頭で考えるほうが楽しくなる。スマホをポッケにしまい、目まぐるしく変わっていく景色を目で追いかける。この電車で向かう先は、友達の街。会おうと思えば会える、簡単に会おうとは思えない、そのぐらいの距離…

メッシはどこへ行く?

リオネル・メッシは、2004年にデビューしてから、常に青とえんじ色のユニフォームを纏ってきた。時折母国の白と水色に袖を通す事はあれど、他のクラブのユニフォームを着てプレーするメッシは見ることが無かった。 そんなメッシが、バルセロナに退団の意思を…

レアル・マドリーの理想形を模索する FW編

「クリスティアーノ・ロナウドを活かす」という最大の任務から解放されたベンゼマは、本来の輝きを取り戻した。そのパフォーマンスは、万能型CFではレバンドフスキに次ぐレベルの活躍だ。攻撃陣を引っ張るリーダーとしての自覚も芽生え、少なくともあと数年…

レアル・マドリーの理想形を模索する MF編

ジダンの戦術におけるキーマンは、アンカーのカゼミーロだ。極めてオーソドックスなカウンターを志向し、基本的に選手の能力に委ねる攻撃を展開するジダン戦術では中盤の底で攻撃を止めてカウンターにつなげるカゼミーロは代えの利かない絶対的存在。もとも…

レアル・マドリーの理想形を模索する DF・GK編

前人未到のチャンピオンズリーグ3連覇(チャンピオンズカップ時代を除く)を成し遂げ、メッシ&ロナウドのバロンドールに終止符を打つ選手(モドリッチ)を排出し、いまだに世界のトップ3に入るクラブとして輝きを放つレアル・マドリー。しかしこの10年間でラ・…

冨安健洋の適正価格を考える

先日、セリエAの名門・ASローマからの興味が報じられた東京五輪世代のサッカー日本代表・冨安健洋(とみやす たけひろ)。ベルギーのシント=トロイデンで頭角を現し、セリエAの舞台へ駆け上がってからは本職ではない右サイドバックとしてチームに貢献する若武…

あなたは世界最後の人類です。

真夜中の街をずかずか歩き、自販機でココアを買って公園のベンチに腰掛ける。どの瞬間にも俺以外の人類が見当たらなかったので、映画みてーだと思った。 コロナとかいう空気の読めてないウイルスさん、三密を侵すことの出来ない俺のような独り者にはあんがい…

深呼吸する貧乏人

こないだまでゲームがつまらなかったので小説を書きまくっていたのだが、急にゲームが面白くなり小説を3日ぐらい全く書いてない。これは小説がつまらなくなったのか、ゲームが面白くなったのか。ゲームは本当は最初から面白かったのか、突然面白くなったのか…

嫌われつつ

「毒虫」という本のタイトルだと勘違いしていたが、「変身」というタイトルだった、というくらいにあの書き出しは衝撃的だった。カフカが何を考えてたか知ったこっちゃないが、覚えたのはカフカという名前よりもグレゴール・ザムザという毒虫の名前だった。…

卒業した訳でもないのに

からっぽの本棚と引き換えに手に入れた6万円は国民年金とやらですでに半分以下となり、部屋にあるのはぎゅうぎゅうの衣装ケースが3段、どうしても手放せなかった85冊の漫画が入った段ボール1箱、ノートパソコン、PS4といった感じだ。きっといざ生活し始めれ…

どこかの誰か あるいは俺

誰に向けてこのブログを書いてらっしゃいますか?というと、ブログというのはネット上のメモ帳だと思ってるので、オモコロさんの匿名ラジオとかVtuberの実況とかを聞き流しながらちゃっちゃかちゃっちゃか書くのが醍醐味であるからして、答えとしては「居る…

開墾

最近、昼寝しすぎて夜に眠れない。いわゆる昼夜逆転なのだが、そもそも睡眠欲がずば抜けているので生活を正すには社会に身投げする他ない。 そういう状況のこういう夜に、常に自分が何者かを考えては、何者にもなれてない現状に恐ろしくなる。いつまでも同じ…

唐突な生命活動

シロナガスクジラは哺乳類で、最長で30分潜るらしい。一度の息継ぎから30分は戻らない、と考えていいということだろう。哺乳類にも関わらず、だ。 だからこれもそんな感じだ。生命維持が困難だと判断したので、久々にこうやって呼吸をしに来た。呼吸以上の意…